reima’s laboratory - れいま@六畳一間

Through the neighbors' inflexible grace. I'm learning to live on the internet.

Six Degrees of Inner Turbulence - 「ヤバいと思った時にはデパスと眠剤飲んでとっとと寝ろ」

tm2501.hatenablog.com

上記エントリに対して、

うつが酷い時にはむやみに抵抗せず、素直に目標を下げて寝こもう! - かくいう私も青二才でね

抗不安剤眠剤飲んでとっとと寝ろ」と言うことは多い。抗不安剤自傷衝動や不安発作の防止のためで、睡眠を取らせて休ませることが本来の目的。睡眠が持続しない場合(早期覚醒とか)は、睡眠薬の方がいいかもね。

2015/11/14 12:52

b.hatena.ne.jp

のようなブコメを書いたんだけれど、ちょっといい加減な部分がある感じに見えたので、少し補足しておく。

以降、いくつか具体的な薬の名前を上げるが、全て、うちが服用したことがあるものに限定させて頂くこととする。

抗不安薬について

タイトルにも書いたように、概ねデパス(エチゾラム)を指していると思ってもらって問題ない。

エチゾラム: etizolam)は、チエノジアゼピン系に属する抗不安薬であり、ベンゾジアゼピン系と同様の作用を持つ。睡眠導入剤としての適応も持つ。エチゾラムは多くの後発医薬品が存在する。日本国内の先発品における商品名はデパス

エチゾラム - Wikipedia 

単純に抗不安薬という括りであれば、

 ロフラゼプ酸エチル (ethyl loflazepate) は、ベンゾジアゼピン系の緩和精神安定剤抗不安薬の一種。日本では、1989年よりメイラックスという商品名で、明治製菓(現:Meiji Seika ファルマ)より発売され、適応は神経症心身症における不安・緊張・抑うつ睡眠障害である。

ロフラゼプ酸エチル - Wikipedia

より作用が強く、作用時間も長いメイラックス等も挙げられるが、睡眠導入剤との併用という観点で見た場合、

 抗不安薬としては他のマイナートランキライザーと大同小異であるが、作用が強い分だけ連用後の退薬症状(いわゆる禁断症状)が出やすい。すなわち、強い作用と持続が短いという特性から不眠の際に利用される睡眠導入剤の補助(単独での処方ではなく、例えば、トリアゾラムに追加されるなど)として利用される場面が多い。また筋弛緩作用も強いため、肩こりなどの症状にも処方される場合がある。

エチゾラム - Wikipedia

上記のような利用例があるため、デパスの方が適していると(素人)判断出来る。

また、うちが聞いている限りの話では、デパスはごく普通の内科でも処方されるケースがそこそこあるようだ。

睡眠薬について

厳密に言うなら、睡眠導入剤について、ということになるが、うちの主観で、効果が弱く、作用時間の短いものから順に挙げていく。

 ゾルピデムZolpidem)は、イミダゾピリジン系に分類される非ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤に用いられる化合物である。脳のGABAA受容体のω1サブタイプに作用することで効果を示す。日本での商品名はマイスリーで、アステラス製薬が販売する。同じく睡眠導入剤ゾピクロンアモバン)、エスゾピクロン(ルネスタ)、トリアゾラムハルシオン)と同様に超短時間作用型であり、寝付きの悪さの改善薬として出される。

 

不眠症に適応があるが、統合失調症及び躁うつ病に伴う不眠症は除く[12]

なお、先述したように超短時間作用型の睡眠導入剤であるため、早朝覚醒(夜中に何度も目が覚めるなど)には用いられない。この場合は、ベンゾジアゼピン系などの中間作用型の薬(ニトラゼパムなど)が使用される。 

ゾルピデム - Wikipedia

 

 トリアゾラム英語: Triazolam) とは、超短期作用型のベンゾジアゼピン系の睡眠導入剤である。アメリカのアップジョン社が開発し商品名ハルシオン(Halcion) として販売した。その後、合併・買収を経て、2003年よりファイザーから発売されている。後発医薬品も発売されている。

トリアゾラム - Wikipedia

 

 ブロチゾラム (Brotizolam) は、チエノジアゼピン系睡眠導入剤麻酔前投与薬の一種。短時間作用型。

 

ベーリンガーインゲルハイムレンドルミン(一般名:ブロチゾラムを1985年にドイツで発売して以来、現在まで日本を含む世界約20カ国で販売されている。

ブロチゾラム - Wikipedia

 

フルニトラゼパム (英:flunitrazepam) とは、ベンゾジアゼピン系睡眠導入剤である。商品名ロヒプノールサイレースで販売される。

一般的に、睡眠薬としてのフルニトラゼパムの処方は、特に入院患者など、他の催眠薬に反応しない慢性または重度の不眠症の短期間の治療を目的としている。フルニトラゼパムは、投与量ベースで最も強力なベンゾジアゼピン睡眠薬の一つとされている。

 

効果は比較的即効性で、経口投与時の効果発現はおよそ15〜20分。およそ1時間後に血中濃度が最高に達し、投与後12時間目までの半減期はおよそ7時間[7]、消失半減期はおよそ20時間である[6]。作用持続時間は6〜8時間であり、ベンゾジアゼピン系の中では中時間作用型に分類される。効果の持続性も他のベンゾジアゼピン睡眠薬より長い。

フルニトラゼパム - Wikipedia

 

 上記のうち、マイスリーレンドルミンは、普通の内科でも処方されるケースがある。

注意事項

分かりきった話ではあるが、念のため。

具体的な薬の処方は、医師の然るべき判断にて行われるべきものであり、まかり間違っても、飲んだこともない薬を、「◯◯を処方して下さい」とか言って直接要求するのはやめてね。

引用している曲の解説

Six Degrees of Inner Turbulenceは、Dream Theaterの6thアルバムの2枚目のディスクに収められている、トータル42分のタイトルトラックであり、精神疾患を抱える6人の登場人物を描いた、全8章からなる組曲となっている(CDのデータ上は、各章でトラックが分割されている)。

参考エントリ(レビュー):SILVERWING-舞い降りてきた音楽の記録- DREAM THEATER「SIX DEGREES OF INNER TURBULENCE」(2002)

 

www.youtube.com

 

Six Degrees of Inner Turbulence

Six Degrees of Inner Turbulence